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そういえば剣道部の顧問になるという噂も

前記事にも書いたが引越準備から終了までの間はテレビ環境がミニマムな物(なにせDVDもネット端末もすでに箱の中という状態だったので)しか用意できず、もっとも視聴していたのは実はYOUTUBEだったのだけど、我が輩が特に力入れて見ていたのは円谷プロのウルトラマン公式チャンネルで配信されていた「ウルトラマン80」だったのである。

これは現在毎週木曜日に1話ずつ配信が行われ、各エピソードは2週間限定で無料視聴できるようになっている。自分の場合旨いこと1話から見始めることが出来たので気分的には40年前のリアタイ時を思い出させる週一放送を楽しんでいる感覚に近い。

あのころ我が輩は中二(14歳)だったので、劇中の桜ヶ岡中学の生徒たちとまったくの同世代だった。さらに第三次怪獣ブームの影響で眠っていた特撮熱がぶり返し、特撮オタクとしての自我が芽吹いたばかりの頃でもあったので、かなりの力をいれてこの番組を見ていたと思うのである(確か毎週水曜の19時から放送があったはず。続く19時30分からは同じチャンネル(こちらではMBS毎日放送)で榊原郁恵の「愛LOVEナッキー」とか、三原順子の「GOGOチアガール」なんかをやっていたなあ)

正直あの設定(中学校の先生がウルトラマンになるという)は当時から無理があると思っていたが、それでも"怪獣は人間の醜い心、疑い、怒りや哀しみと言ったマイナスエネルギーから生まれる"という本番組に於ける怪獣の立ち位置はなるほどと思える物だったし(防衛チームがレーダーで怪獣の動きを掴みきれないのもこれだと合点がいく)なんでウルトラマンが先生をやるのかという理由も「そのまま育っていけば怪獣になっちまうような子供がいっぱいいるんですよ。僕は怪獣と戦うのと同じような気持ちで先生になったんです」(1話のシナリオより。これは額面通りでもあり子供たちがホントに怪獣の種(元凶?)になるかもという懸念と、単に悪い道へ逸れていくのを防ごうという二つの意味合いがあるものと思われる)という台詞がスンナリ頭に入ってきて、最初に事前設定を聞いたときからアタマの片隅に残っていた「そんなアホな」とツッコミをいれたくなる気持ちをキレイに排除してくれたのであった。

さらには何と言っても毎回の特撮シーンのすごさというのがあって、とんでもなく精密なミニチュアを怪獣が破壊する(バンク映像がほぼないのも素晴らしい)シーンやUGMのメカ描写もいちいち格好良く出来も良いし、ハデな光線技の演出や大胆な合成カットも含め、其のどれもが屈指の映像だったと思うのである(中でもわたしはフロントプロジェクションを使ったシーンがどれも好きだった←左動画参照)

それで今配信の方は7話まで来ているが、ここまででは第一話「ウルトラマン先生」と第三話「泣くな!初恋怪獣」が当初の設定を旨く使い切り、矢的先生と生徒たちの交流をなんとかギリギリ描けている点では及第点を取っていると思えた。しかし乍ら早くもUGM隊員と教師という二足の草鞋を履き続けるのに破綻が出始めており、ほかの5本はどっちつかずの中途半端なエピに終始しているように見えたのである(コレは多分リアタイ時にも同じ事を思ったような気もする)つまりUGMメインの時は学校側が添え物になり(第5話「まぼろしの街」ほか)学校メインの時はUGMが付録になってしまう(第4話「大空より愛をこめて」ほか)なんともバランスの崩れた状態が散見されていたのであった。

これがいま改めて見ているとホントによくわかるのだが、じつはUGMのメンバーも学校の同僚たちもキャラとしては立っており、各の魅力はかなりの物があっただけに余計勿体ないなと言う気がするのだ。特に京子先生役の浅野真弓とエミ隊員役の石田えりは両極端な個性のダブルヒロインとして成り立っていて、前者はモデル風オトナ美女で後者は健康的お色気グラマー(隊員服の胸元が今にもはち切れそうにパンパンなのが最高( ̄。 ̄;) もっと二人には色んな衣装で登場して欲しかったよなー)という見事なコンビ。

それだけに本編中での両者の露出が少なかったのは本当に残念だった。ましてや京子先生を10話で退場させたのはおおいなるミステイクではなかったろうか(浅野さんがNHKの少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー」のヒロイン(芳山和子役)だったことは知ってたけど、柳ジョージの奥さんだったことは最近まで知らんかったなあ・・・)

これがたとえば猛をUGMの隊員にせず「特別顧問」的なアドバイザーとして関わらせてみるとかの措置があってもよかったのかもしれない。そのことで学校サイドとUGMサイドのムダな尺の食い合いを回避できれば、もう少し学校に特化した話、UGMに特化した話と回によってその比重を変えていけたかもしれないわけで、そうなっていたらストーリーの幅も毎回拡げていくことは出来たんじゃないかと言う気はするのだ(これなら殆どのレギュラー出演者は残せたと思うし、学校編を12話で完全停止してしまったのはまことに惜しまれる)

ほかでも80のデザインそのものがイマイチで、目玉が飛び出しているように見えるところやヘルメットのような頭部の造形がやはり気にはなったが(アクターの人のスタイルもあまり良くない)これだけ大規模の特撮シーンを毎回見せてくれていたことは今になって驚かされている(いま自分の中で「ピカード」に続いてこの週一配信がかなり楽しみになっているのは言わずもがなと言う感じ)

そんなわけで、この記事をアップしたら早速今日公開されている第8話「よみがえった伝説」を見るつもりだ(これが新居で見る最初の「80」になるな)おそらく今昭和ウルトラの枠を持っているファミリー劇場では「80」をやってくれないのではと言う、根拠はないけどそういう不安もあるので今のうちにしっかり見ておかねばと私は思っている。
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しろくろShow
Posted byしろくろShow

Comments 2

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トガジン  

えりとエリー

こんばんは。
YouTubeで『80』が見られるとは気が付きませんでした。
今配信されてるのは7話と8話だけみたいですね。
第1話もう一回見たかったなあ。

初放送当時の私は高校に入学したばかりでしたけど、『80』は数年ぶりの新作ウルトラマンということでほぼ毎回見てました。
この数年前からウルトラや仮面ライダーなど特撮ものブームが再燃していたこともあり、「新作特撮モノが見たい」という心渇いた特撮ファンの目の前に投げ与えられた真水のようでしたね。

私もウルトラマンと学園ものの融合は無理があると思っていたので、「そのうち運動神経バツグンの京子先生もUGMに入隊して従来通りの怪獣モノに絞られるんだろうな。」とか思ってました。
残念ながら途中退場してしまいましたが、京子先生のぴちぴちUGMユニフォーム姿は見てみたかった気がします。

あと、『ウルトラマンマックス』のアンドロイド・エリー(満島ひかり)を見たとき「なんか既視感あるな~」と思っていたんですが、『80』最終回で死んだはずの城野エミ隊員(石田えり)がアンドロイドになって突然再登場した時のことを思い出しました。
「ああ、石田えりが演じたアンドロイド・エミが元ネタだからエリーか~。」と一人で納得しておりました(笑)。

2020/05/23 (Sat) 21:54
しろくろShow

しろくろShow  

私のお気に入りは

>トガジン さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

これから配信されるヤツだとわたしは11話~13話の三本が好きで、当時からこの時期は好編が並んでるなと思っていました。特に「必殺!フォーメーションヤマト」の特撮は後の平成ゴジラ映画等含めても川北さんの最高傑作だったのではと信じて疑いません。

それとわたしはあのころ毎回ノートを用意して( ̄。 ̄;)スタッフやキャストをメモしつつ小賢しい感想なんかをつらつらと書いていたような記憶がありますが、ビデオのない時代自分なりに「作品に深く関わろう」としていたのかもしれませんけど、もっと素直な目で毎週見れば良かったのになと、今回の配信を気楽な気持ちで楽しんでいます(いわゆる「マニアぶりっこ」ってやつをやっていたのかも)

>えりとエリー

そういえば二人ともウルトラの後は共に大女優さんになってしまいましたね~。しかし返す返すもエミ隊員は一度も水着はおろか薄着にもミニスカにもならず(__*)宝の持ち腐れとはこういうことを指すのではないかとあらためて感じているところです(←「アオイホノオ」の中で島本和彦先生も同じようなことを書いておられましたけど)

2020/05/24 (Sun) 17:33

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