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伝説の午後・いつか見た野原ひろし

◇大林宣彦監督追悼ということで今月は何本かを日替わりで見ていたのだけれども、私が所持している大林作品の中ではやはり「HOUSE」の奇妙で斬新で可笑しくて綺麗で意味不明な面白さというのは群を抜いて突出していたように思えた。

もともとは初期尾道三部作から大林映画にハマッたクチの我が輩だが(高校一年の時に「転校生」を劇場で見て死ぬほど感動したのがきっかけ)今見たらこちらの方が大林さんの本質的リビドーを全開に感じられて面白かったなー・・・(主役である"7人の美少女たち"が全員個性の被ってないところも良いのだが、私はクンフー役の神保美喜がお気に入り←劇中ではいちばん頼りになる存在でありながら、出演時は15歳でメンバー最年少だったというのを聞いてビックリしたもんだ)

※上の動画は映画監督・役者でもあるアイヤーダイさんのyoutubeチャンネルで行われた「HOUSE対談」。その神保美喜さんとガリ役の松原愛さんが登場し出演当時の思い出を語り合うという物。ちなみにこのシリーズは全部で3本ある模様。

また同時期には声優の藤原啓治さんも55歳という若さでお亡くなりになっていたので、こちらも同様に追悼と称して個人的なビデオライブラリを漁っていたわけだけれども( ̄。 ̄;) 氏の代表作は近年であればなんと言ってもロバート・ダウニー・ジュニアの吹き替え(参考動画ではダウニーJrを歴任してきた声優さんが集合。聞き比べるとやはり藤原さんの声が最も据わりがいい)だったと断言できるのだが、私の中では「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役と「ケロロ軍曹」のナレーター+ポール森山役、さらには「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」のボビー・ドネル(ディラン・マクターモット)役の吹き替えが印象深い人だったのである(主役の声を150話以上も務められたのはおそらくこれくらいではなかったのかと思うが)

そして直近では女優の岡江久美子さんも若くして亡くなったばかりだが、こちらは本業以外で「探偵レミントン・スチール」のローラ(ステファニー・ジンバリスト)をアテていたのが当時は意外なキャスティングだと記憶に残っていたし、あの役はすごく合っていたので個人的には声優の仕事をもっとやって欲しい人でもあった。なにはともあれお三方のご冥福を心からお祈りしたいと思います、合掌(-||-)

IMG_1345.jpg「映画秘宝」復刊号をリアル書店にて購入。

まさか休刊から半年も経たず復活するとは夢にも思ってなかったけど、紙面構成も執筆陣もそのままで出版社が変わって少し単価が上がった以外は(今号より1320円)何も変化なし。

今号のメイン特集はまさに今でなければ意味がない「読めばぜったい免疫が上がる!」を謳った"見れば元気が出る映画200"というもの。

これが80ページを使って語られており、特に巻頭記事の町山智浩さんの文章には久しぶりに心が動かされた。

最近いろんなところで評判を落としている町山さんだけど( ̄。 ̄;)やっぱりこの人は映画をアツく語っているときが一番光っていると私は思う(次号からどこかのページでまた連載抱えてくれないもんだろうかと期待してしまうわ) 

それでどういうわけかオンライン書店ではどのサイトも品切れが続出しており、買うなら町の本屋さんが確実という話になっているらしい。じっさいわたしもマスクして近所の書店に行って購入したので(__*) 買って読んでみたいとお考えの方は「三密」を避けながら、お近くの店を覗いてもらったほうが良いかもしれません

◇WOWOWの特集放送で「96時間」シリーズを一気見した。あらためて鑑賞してみたら特に1本目はランニングタイムが90分しかないのにアクション映画としての手駒の多さが濃密で、ムダなダレ場が一切ないのがすごいと思ってしまった。

最近のやたら上映時間が長い同系統映画の数々と比べたら、こういうのが本来の娯楽映画だよなーと言う気がするよ。

但し続く「リベンジ」「レクイエム」とシリーズが進むにつれてパワーダウンしていくのは仕方ないとはいえ、三部作を連続して見るには丁度良い長さ。もし次作4本目があるなら多分見てしまうだろうなあ。

あと「96時間」には「96時間/ザ・シリーズ」というテレビドラマ版があり、これについては未見だが少し興味は持っている。一昔前ならきっとDlifeあたりがやってくれたと思うのだけど( ̄。 ̄;)今はアマプラで鑑賞可能(タイトル名リンククリックでAmazonプライムに飛びます) これも連休中に見てみよう。
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しろくろShow
Posted byしろくろShow

Comments 4

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大今里  

「映画秘宝」復刊!

「映画秘宝」復刊号、私もマスク着用で書店の入り口でアルコール消毒して購入しました。大阪は都心の大きな書店は休業中だったけど、ネットで調べたら意外に近場の小さな書店が開いていることがわかり、買いに行ったんです。
「観れば絶対に元気が出る!不屈の傑作映画200!」は、なかなか力のこもった特集で、ほんと元気が出てくるような気がしましたね。

2020/04/27 (Mon) 17:18
しろくろShow

しろくろShow  

タイトルロゴも一緒なのは笑いました(^^)

>大今里 さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

それからご無沙汰しております。こちらへご登場いただき大変嬉しく思います(前は確か拍手コメか鍵コメを頂戴したような記憶があるのですが・・・)

私が寄った地元徳島の書店はまだ平積みで6冊くらい置いてあったので、案外大手じゃない方が入手しやすいのかもしれませんね。

それにしてもこの巻頭記事はアツかったですね~。最初はご祝儀で復刊号だけ買うつもりだったんですけど、これ読んだ今では当面定期購読しようかなと思っています。

2020/04/27 (Mon) 21:22

楽珍劇場  

『異人たちとの夏』を観ながら

素敵な作品を数多く手がけられた大林監督には感謝の言葉しかありません
何年か前のさぬき映画祭で大林監督の『時をかける少女』を初めてスクリーンで観ることができました
ビデオで何度か観ているはずなのに、観終わる頃には少し涙ぐんでたりして
しかもこの時は大林監督がゲストで来場され、トークショーでもたっぷり楽しませていただきました
幸福感に満ちた良い思い出です

藤原啓治さんのことも、とても驚きました。残念でなりません
MCU作品は基本、日本語吹替で楽しんでいるので、
ワタシの中ではトニー・スターク=藤原啓治さんなのです

映画という文化に貢献された方々の訃報を聞くと本当に辛いです
そしてコロナのせいで、その文化の存続にまで危機感が高まっていると聞きます

愛する映画文化を支えるために今のワタシにできることは…
まずは復活した映画秘宝を購読することですかね
(復刊号は無事買えました!)

あと、ミニシアター・エイド基金に少額ですが支援しました~
がんばれ、ソレイユ!京都みなみ会館!

2020/04/28 (Tue) 10:59
しろくろShow

しろくろShow  

機会を逃したことが惜しまれます

>楽珍劇場 さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_

そーなんですよね、大林監督さぬき映画祭に来られてたんですよね-・・・2015年でしたか、あのとき私も行こうと思えば行けたのに、ムリしてでも参加しなかったことを今は後悔しています。

本文でも書きましたが私の中では「転校生」を16歳の時に見てこれはオレの人生の一本になる映画だ!と、衝撃を受け、「さびしんぼう」を18歳の時に見たときも(こんときは高松に住んでいたので、そちらの劇場で見ました。映画館の名前は忘れたんですが何処だったかな~)心が揺さぶられた事は私は忘れないと思います(残念ながら「時かけ」はビデオが初見になってしまい、私は先の二本で尾美としのり主演に慣れていため、あの映画のゴロちゃんの扱いが納得いかなかったこともあってか、この三本だと少し優先順位が落ちてしまうのですが(°°;) ←と、言いながらもこの映画で原田知世にハマったのも否定は出来ないのですけど)私にとっては数少ない「崇拝している監督さん」の一人でもありました。

それと藤原さんが亡くなった今、あらためて「エンドゲーム」を見たらまさにこれは彼の集大成的仕事だったんだなと思わずにはいられませんでしたね。命を削るようにスタークの最後を演じた藤原さんの事も我々は生涯記憶にとどめておかねばならないと思っています。

「映画秘宝」ですが、買ってまだ数日しか経ってないのに引っ越し準備でもう梱包したので、来月10日まで読むことが出来ません。勢い込んで箱詰めすることはなかったなと少し後悔しています。

あ、ミニシアターエイド私も参加しましたよー(^^)

2020/04/28 (Tue) 19:34

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