FC2ブログ

振り向けば小さな昨日

前記事で「自宅映画鑑賞が低調」なんて事を書いたのだが、今月はそれだでけではなく新作映画を求めて映画館へ行くことも無かったし、なにか新しい本を読むとか、そういうことも一切無かったのであった。むしろその逆で昔の映画を何本も見たり、古本を買い漁ったり、どちらかと言えば後ろ向きの行動ばっかりしていたような一ヶ月だった(自分の魂がいかに疲れているのかがよくわかるハナシだよ( ̄。 ̄;))

IMG_1108.jpg本のことで言うと少し前にも書いたように「スターログ」をまた読んでみたくなり、幻のホラー映画雑誌「ホラーワールド」と一緒に買ってみたのだがこれがまた自宅に届いていない。

あとは「宇宙船」のVol.2/4/5/6/7/8/9をかなり安値で買い戻し、これで希望していた「創刊号からの10冊」を全冊取り戻すことも出来た。

メンタルが後ろ向きな時ってこういうナツカシイ類いのものがすんなり頭に入ってくるので(__;) 一気に読んでしまったのだが、読者投稿のページに何人か知っている人(のちに業界人となる今では著名人となった人や個人的にその後知り合いになった方とか、そらまあ当時はその人が誰かわからず読んでたわけで)が出てきたのは笑ってしまった(;゚ロ゚)

これらを読み返すのはおそらく17年ぶりくらいだと思うが、これだけインターバルが空くと手放したときでは無くて、中学時代に新刊で購入したときの事を思い出してしまい、ますますノスタルジー逃避に拍車がかかってしまったのである。

この中でその思い出が爆発的に脳内ヒットしたのはVol.5の「海底軍艦」ミニ特集で、故・竹内博さん(この記事はペンネームの酒井敏夫名義で発表されていたが)の書かれた文章で、近く「伊福部昭映画音楽全集」と言うレコードが10枚出ますと告知があり当然「海底軍艦」もたっぷり聴けますと書いてあったこと(この全集は現在復刻版を購入可能↓下記画像参照)

あのころ(1981年)伊福部先生の映画音楽を聴く術が無くなっていて、それまでに出ていた数少ないレコード(東宝レコードの「ゴジラ」や「SF映画の世界」「伊福部昭の世界」)がほぼ廃盤だったし、買うことが出来たのはコロムビアから出ていた「ドラマ編」のLPしかなく、BGMを拾い聴きするような形で辛抱していたのであった。

それが10枚も出る!というニュースは読んだときは本気で心が躍ったなあと、今回は15歳の時のこの号の読書体験がすぽぽーんと鮮明に甦ってきてしまった。他にもそうした「記憶装置」みたいな記事が各号のそこかしこにあって、どれだけ思い入れを持って私が当時「宇宙船」を読んでいたのかが今この年になって同誌を再読してみると本当によくわかる(そんな本をなんで一度は手放したのかと、自分に怒りたい気分だわ( ̄。 ̄;))

ただ、11号以降はその「思い入れ」が薄くなっているため、もう買い足す気はなく「宇宙船」捜索の旅はこれにて終了である。あとは「スターログ」をもう何冊か探してみるつもりだが、この後ろ向きの「小さな昨日」の古本探しはもう少し続いていくことだろう。

月が変わって少しは前向きな気分が戻ってくれば良いのだがなあ・・・「目を上げれば無限の明日」だったらもっと良いのに。
関連記事
しろくろShow
Posted byしろくろShow

Comments 2

There are no comments yet.

楽珍劇場  

安井「今日がダメなら明日…そうだ、明日を捜しゃあいいんですよ!」

今日ではパソコンやスマホでちょいちょいと情報を引き出せますが、ビデオすら碌にリリースされていなかった当時に熱心に読んだ「宇宙船」で得た知識や情報は、生涯の宝物のように心に残り続けています

あと以前のコメントでも書かせていただきましたが、Vol.23に投稿したイラストが掲載された際に景品でもらった宇宙刑事アニーのガレージキット、スカート部分をカッターでコツコツと削ってパンチラを再現したのも思い出深いです(キャストのカスが目に飛び込んであまりの痛さに悶絶したのも含め。あのアホな情熱は若さゆえのものでした)

「宇宙船」は間違いなく青春の1ページです

それとワタシも最近、自宅では安心できる馴染みのタイトルをダラダラ垂れ流す事が多くなりました
新作目当てのレンタルショップ通いもめっきり減って…配信サービスが便利過ぎるんですよ
歳のせいですかね、新しい事や知らない世界への好奇心が薄くなった気がします

『エンドゲーム』以降、映画館で新作を追う情熱もやや燃え尽きた感がありまして…
なんて思いつつ、何かと話題の『ジョーカー』を観ましたが、アメコミ映画と呼ぶのがはばかられるシリアスな内容でかなり心に刺さりました
ちょっとマンネリ気味のアメコミ映画も次のステージへ進む時期が来たんでしょうかね

いや、でもマーベル作品のノリの良さはそのままでいて欲しい…

2019/11/02 (Sat) 21:16
しろくろShow

しろくろshow  

明日があるよで、ないよ~な運命(さだめ)

>楽珍劇場 さん

こんにちは、コメントありがとうございますm(__)m

「明日を探せ!」って中期セブンらしいエビでしたね。キリヤマ隊長が完全単独主役な回って実はこれだけだったんじゃないか思ってるんですが、あとシャドー星人がいかにも成田さんというデザインで好きでしたよ。

それでそーなんですよね、近年新作に対する鑑賞モチベーションがめっちゃ低くなってしまって(ーー;)ホントなら「ジョーカー」とか「ジャミニマン」あたりは行っておきたい所なんですけど、気がついたら劇場に行くのは旧作のリバイバル、みたいな感じになってしまってます(いちおう「IT The End」は見に行くつもりですが)

50歳過ぎていろいろと後ろ向きになっていくのは仕方ないことなのかな、なんてことも自虐的に捉えてますけど。とはいえ同世代で元気に活動されている映画ブロガーの方もたくさんいらっしゃいますし、少しでもその人達に置いて行かれないようにしたいとも思っています(これで55歳過ぎたら逆に元気になってきたりとかするパターンかもしれないですしねー。イオンシネマならこの年齢でサービス価格の入場が可能になりますし)

>宇宙船Vol.23

そうそう、これ含めたら私の所に帰ってきた宇宙船は11冊になりました。特集もそうなんですけど当時の映画情報とかを読むのも楽しいんです(ハリー・ハウゼンの新作「タイタンの戦い」まもなく公開!みたいな( ̄。 ̄;))今読み返したら意外に洋物SF映画の記事もそこそこ載っていて、まるっきり国産特撮専門という感じじゃなかったんだなって(「SFレーザーブラスト」とかここで知った映画もあったですし)

「スターログ」もあと数冊欲しいのがあるんで、もうしばらく古本巡りの旅は続きそうです

2019/11/04 (Mon) 10:53

Leave a reply