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「ダンスもまだだろ?」でもう一度泣こう

5/1映画の日に友人たちとシネマサンシャインで「アベンジャーズ・エンドゲーム」を見てきた。令和元年初日に見る映画としてはなかなか良い選択だったと思っている。

ヒーロー映画でまさかの上映時間3時間超えいう長丁場、途中で近年顕著に衰えてきた(__;)集中力が切れてハナシわかんなくなるんじゃないかと心配していたが(ジジイあるあるで尿意がいつもよおしてくるのかという心配もあったし( ̄。 ̄;))まったくそんなことはなく、超個人的な私見で言わせていただくと、今回はほぼ完璧な"第一章完結編"だったなという感想を強く持ってしまったのであった。

細かいことを言い出すとそら整合性の取れてない箇所や矛盾点もあるし、なにより前作「インフィニティ・ウォー」でコテンパンにやられたサノスへ反撃するための最後の手段がタイムトラベルってのもコレどうなんっ?ていう( ̄。 ̄;)安直な部分も大いにあったわけだけど(その方策もドラえもんのエピににありそうな内容で)なんと言ってもこのシリーズは10年という時間をかけて20本以上もの映画群(テレビドラマでもMCUの一部とも言える「エージェント・オブ・シールド」や「エージェント・カーター」、また設定上は薄い繋がり(舞台が「アベンジャーズ」後のヘルズキッチンと言うだけ)ながら「デアデビル」等も含めたらとんでもない本数になってしまう)の中で綿々と続けてきた物語なわけで、最初から全作追いかけてきた者からしたら特に初期メンバーの行く末を描いてくれただけでもう感涙モノであったと言わざるを得ないのである。

感覚的には殆ど毎週見ていたドラマがシーズン10で最終回を迎えたような気分に等しく、どこかで「ご苦労様でした」的な内容に対する出来不出来とは別の労いにも似た気持ちがあったような気もしているが、なにせ10年という長丁場をなんとか乗り切った事は大いに評価できることだと思うし、こういう形で(水島新司の「大甲子園」的スタイルとでも言えば良いのか、主役ばかりが勢揃いするオールスター集合ストーリーを指している。一昔前だと日テレの24時間テレビでやっていた手塚治虫アニメスペシャル(「マリン・エクスプレス」や「バンダーブック」)がこれに近いことをやっていたはず)主要メンバーがほとんど欠けること無く(ハルク役がチェンジしたのだけは残念だっけど、最初からエドワード・ノートンじゃ無くマーク・ラファロだったらハルクの単独映画もあと2本くらいあったのかもしれない。あと脇役で何人か変わった人も居たがメインに絡むのはウォーマシン(テレンス・ハワードからドン・チードルへ)くらいだったし)シリーズを発展させてきて、結果的に大成功となったのは見事だったとしか言い様がないのである(私が知る限り過去にこういう展開をしてきた映画シリーズというのは無かったと思うのだが)

それで上では↑「安直」なんて書いたけど、それはあくまでも物語上のとっかかり部分(繰り返しになるがタイムトラベルのくだり)であって、それ以外については導入部からけっこう意表を突いた見せ方になっていたのに驚いてしまった。特に最初の数十分で「なんだかんだ」が終わって一気に時間が5年経ったあとの話になったのは想定外だったし、その空白期間で残ったメンバーそれぞれが「かりそめの平和」の中で安穏な日常を過ごしながらも、失ってしまった大事な人たちに対する悲しみや現状に対するやりきれなさ・怒り・虚しさといった負の感情と同居しているのが見ている方には痛いほど伝わってくるのだった。

そのため本来なら捻りの無いイージーな方法であるはずの時間を遡って解決しようとする手立てに対しても目くじら立てて無粋なツッコミを入れようという言う気にはなれず、わりと素直に「頑張って行ってこい!」という気持ちで映画を見ていたような気がするのである(全員がタイムトラベルを決断し過去へ旅立とうと大同団結するところはけっこう感動した)

結果論かもしれないけど、そのこと(過去に戻ったこと)によってここまでの名場面総集編的振り返りにもなったし(我が輩の一番好きな「ウィンターソルジャー」の「あのシーン」がそのまま再現されたのは嬉しかったなあ)各時代での小ネタも(「バトルロイヤル」からすでにその気配はあったけどロキが完全にギャグキャラ扱いになっているのも可笑しかった(ーー;))逐一おおっ、こうきたかっ!っていう楽しさがあったので、なんというかベタの面白さというのかな?特に変わったことをしなくても鑑賞者がこうしてほしいと思っていることを多少なりともすくい上げてさえくれれば十分見られる物になるんだなと(映画版初登場のジャービス(ジェームズ・ダーシー)を出してくれたのも嬉しかったけど)

それでこの「エンドゲーム」に関しては私の中でいちばん納得できたのは「キャプテン・アメリカ」の物語を綺麗にちゃんと締めくくってくれたことで、自分は初期メンバー四人の中ではこのスティーブ・ロジャースと言うキャラにもっとも思い入れが強かったし(彼だけは最初から愛国心以外何も持たざる人だったわけで、ただ純粋に国のためを思いリスク承知で超人になってみたものの、軍でも解凍(70年の氷漬けから復活した)後のシールドでも彼が思っていたのとは違う現実に翻弄され続け、ココまではけっして心が満たされたことは無かったと思うのである(しかも未だ童貞)おそらくだけどハルクやソーヤアイアンマンたちとは別種の葛藤を彼は抱えていたのでは)最後の最後で「そうしてやってほしい」と思わせる決着の付け方をしてくれたのは本当に良かったなと、あそこは映画の中の出来事ではあるが我が輩かなり本気で身内感覚のような感情を抱いてしまったのであった( ̄。 ̄;)(いやあ、よかったなあスティーブ!って思わず肩をたたいてあげたくなるような←オマエは誰やねんヾ(・ε・。))

今回感想が終始感傷的になっているのは何度も書くがやはり10年という時間が成せる技なのだろうと思えたし、それに付き合ってきたわれわれMCUのファンにとっても一緒にそこへ参加してきたような、まるでスクリーンの向こう側とこちら観客側で手を繋いで一緒にゴールしたかのような達成感に近い感情を覚えたからだと私は思っているのだ(別にホントにコレでこのシリーズが完結したわけじゃないし、「アベンジャーズ」自体はまだ続いていくだろうけどね(^_^;)あくまでも「第一部・完」に対する我が輩の個人的な想いであります)

あと余計なことだけど家族が指パッチンで消えてやさぐれたバートン=ホークアイ(ジェレミー・レナー)がローニンと名乗り悪人狩りで気晴らしをするくだりがあったけど、あの日本パートほんまに必要だったのか?ってすごく気になってしまった(またこの日本も「ブレードランナー」風景色と街並みで構成されたデタラメニッポンだったのに苦笑。さらに豪華無駄使いキャストで真田広之が出てきたのもよくわからなかった)それを本作唯一の文句として最後に書き加えておきたい。

で、とりあえずこのときは字幕版だったので近いうちにいろいろと物議を醸している(ーー;)吹き替え版にもう一回行っておこうと現在画策中。

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しろくろShow
Posted byしろくろShow

Comments 2

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楽珍劇場  

3000回愛してる、MCU!

ワタシも観てきました!素晴らしかったですね『エンドゲーム』

『インフィニティ・ウォー』以来、この1年前「完結編(『エンドゲーム』)を観るまでは死ねん!」と真剣に思っていたので、公開当日は仕事休んで初回に駆けつけましたよ

まず吹き替え版で観て、同じ日に続けて字幕版も観たので流石に疲れました…
吹き替え版も良いと思いますよ、ワタシは特にトニー、クイル、クリント、ロケットの4名は吹き替えでないと物足りないくらい好きです
(ジャッキー・チェン=石丸博也と同じ感覚で)

で、とにかくラストバトルからエンディングまではもう、大げさでは無く涙が止まらなくて大変でした
10年間MCUを追っかけてきたファンにとっては最高のご褒美だったと思います
この感動をリアルタイムで体験できて本当に幸せです

キャップ・アイアンマン・ソーの3人、いわゆるBIG3は卒業しちゃうんですね
作品自体は大満足でしたが、その代わりに彼らの雄姿がもう観れないと思うと喪失感が物凄い…
(アレ、でも約1名留年してる?)

2019/05/26 (Sun) 13:09
しろくろShow

しろくろshow  

特にロケットの加藤浩次はアタリでしたね

>楽珍劇場 さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

じつはキャップがムジョルニアを使いこなせた理由が未だにピンと来てないので(ーー;)(「ウルトロン」でピクッと動きそうになる場面があったのは覚えてますが、それ以外にどこかでフリがあったのかどうか)それの確認も吹き替え版で出来たらなって思っています。

声優さんについては私も概ね好意的に見ていたのですけど、どーしてもブラック・ウィドウの米倉涼子だけは無理あるなって思ってまして、もう彼女で今回何本になりますかね?いっこうに上手くならないことにもイライラしてましたし(「アイアンマン2」の時の声優さんが良かっただけによけいそう感じてました)あとの主要メンバーはスタークの藤原啓治さんなんて最高の適役だったし(わたしは地上波で池田秀一さんがやったのより藤原版を推してます)ソーの三宅さんもキャップの中村さんも上手くアテてるなって思ってました。

これで「アベンジャーズ・新章」も俄然楽しみになってきましたが(けっきょくハルクだけ出てきたりして(ーー;))まずは「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」ですかね、やっぱり。

2019/05/27 (Mon) 21:16

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