FC2ブログ

我ら特オタを狙う東映チャンネル本部が送った次なる使者は

次回"怪奇バッタ男"にご期待ください(タイトル含めてここまでは中江真司さんの声で読んでいただきたい)
※本記事閲覧時のBGMはこちらで

と、いうことで東映チャンネルでは今月から三ヶ月連続の特集として最初の「仮面ライダー」を集中放送することになった。その第一弾が今週からスタートし21日の月曜から明日25日の金曜まで毎日8話ずつの40話までがオンエアされる予定となっている(続きは来月2/18~2/22に41話から80話まで、残りの81~98話は三月中に)

mask.jpg

昨年東映チャンネルがスカパーのサービスパックに降りてきたとき私は即契約変更を行ったのだが、そのときからもっとも見たい・録画して残しておきたい、と思っていたのはこの元祖「仮面ライダー」だったので自分にとっては待ってましたという感じだったのである。この三日間は初期の1号編(1~13話)と2号編(14話~24話)を一気に見ていたが特にサボテグロン登場の回以外の2号編はほんと久しぶりで、たぶん二〇年以上は見てなかったんじゃないかと思うのだけど、それを含めてここまでは番組が試行錯誤を続けながらなんとかスタイルを確立させてきたことがよくわかるのだった。

「怪奇アクション」を謳っていた序盤から主役を交代して以降の明快で陽気な「アクション活劇」への転換はメイン視聴者である我々当時の子供に対して間違いなくプラスの効果があったと思うのである。自分のことで言うと我が輩は思いっきりリアタイ世代(ライダーをやっていた頃(1971年-73年)私は5歳から7歳)なのだが、最初に「仮面ライダー」を見たのは確か第2話の「恐怖蝙蝠男」で、これがもう当時は怖くて怖くてたまらなく(__;)一緒に見ていた祖母にしがみついたままテレビを睨んでいた記憶があるのだけど、怖いもの見たさとでも言うのかそこで終わらずに次週以降もずっと見てしまったのはやはり某かガキを引きつける要素があったのだろう。ただしばあちゃんにしがみついていたのは毎回変わらず(~_~;)特にゲバコンドルの回は泣きそうになりながらも(T^T)最後まで見続けていた。

それが14話以降の2号編では怪奇なムードは相当に薄味となり、それまでは文字通り暗躍して人知れず破壊活動を行っていたショッカーも白昼堂々姿を現すようになったし、なにより旧1号編のような悲壮感が(己が人間でなくなったこと、一歩間違えれば自分もショッカーの怪人として扱われていたであろうという悲しみみたいな)いっさい画面からは出てこなくなって、キャラクター(または役者)のカラーもあってのことだと思うけど一文字隼人(佐々木剛)には本郷猛(藤岡弘)のような自分も被害者のひとりであったという雰囲気は微塵も感じられなかったのである(むしろ「改造されたもんはしゃーない(ーー;) せっかくだからこの力を何かの役に立てよう」とどこまでもポジティブなムードを彼は持っていた)

これをまた最初の数話で時間をかけて(一文字登場後は前後編のエピソードが最初のクール13本中で8本もある←それぞれ第14話「魔人サボテグロンの襲来」第15話「逆襲サボテグロン」/第16話「悪魔のレスラーピラザウルス」第17話「リングの死闘 倒せ!ピラザウルス」/第20話「火を吹く毛虫怪人ドクガンダー」第21話「ドクガンダー大阪城の対決!」/第24話「猛毒怪人キノコモルグの出撃!」第25話「キノコモルグを倒せ!」)視聴者になじませてくれようとしたのが功を奏して、いつしか「仮面ライダー」は子供達にとって「怖いけどなんだか気になる」ではなく「かっこよくて楽しい」番組へと変貌を遂げていたはずなのである(私もこのあたりになるともう祖母にしがみつくようなこともなくなっていた)

まさに怪我の功名(藤岡弘の事故による1クール13話での主役交代)ではあったが、この大胆なてこ入れ(変身方法含めたかなりの設定変更)はまちがいなく番組をヒットさせるきっかけになったと同時にドラマとしての幅も与えてくれたような気がするのだ。人気番組として安定期(ちょうどこの2号編のあたりから視聴率の平均が20パーセントを超え、最高で30パーセントを突破することもありつつ最終的には約二年も放送が続いた)に入ったからこそ一度は脱却した「怪奇アクション」への原点回帰も中期以降は定期的に行われたわけで、その辺想像の域を出ることはないがスタッフサイドとしても当初描いた世界観を貫けたことは満足度もきっと高かったことだろう。

そんなこんなで第一クール時に怯えながら見ていた我々当時の子供もその頃にはすっかり免疫が出来て、多少不気味な怪人や怖そうな大幹部が出てきても、「仮面ライダー」という番組自体を心から楽しんでいたと思うのである(物語はより単純にかっこよく、そしてドラマ構造がどこまでも勧善懲悪になったことで)今回はその頃のことを色々と思い出しながら再見していくつもりだ。

とりあえず明日の1月放送分最終日では我が輩の一番好きな回である第40話「死斗!怪人スノーマン対二人のライダー」を新テレビで鑑賞できるのかと思うとワクワクが止まらなかったりする(ーー;)ちなみに現在同チャンネルで放送されている物は2010年に作成されたHDマスター版ということで、以前に比べればかなり高画質になっているハズなのだけど55インチのテレビで見るとそこまでの綺麗さはあまり感じられなかった。唯一おおっと唸ったのは緑川ルリ子(「アイアンキング」にも出ていた真樹千恵子)のバイクスタントを担当していたのがミッキー吉野みたいなオッサンだったこと( ̄。 ̄;)コレに一番驚いたですわ(何十年も気がつかなかったことがテレビが大きくなることで判明するという)

※「仮面ライダー」HD化に関する参考動画
関連記事
しろくろShow
Posted byしろくろShow

Comments 6

There are no comments yet.

ダリルジョン  

おはようございます!

昔、観たときは藤岡弘さんが主題歌を歌っていたと
想いませんでしたよ、てっきり子門真人さんのバージョンが
刷り込まれています。

復刻や再販、焼き直しなどが最近多いですね、
あの、ガンダムも安彦良和自ら、
今のクオリティーで、焼き直しをしたいそうです、
ヤマトを超えようとして、作られた
そしてまた、同じ経緯をしようとしているのでしょうか?

最近なにか小綺麗になって、、
実は私仮面ライダーなんだとか、って感じで、

正体を隠して一般市民になりすましている、
正義の味方の様なストイックなヒーロー、
見かけませんね(笑)
ウルトラシリーズ、ライダーシリーズも
続いては来ていますけれど、
あの時の時代のように、
なかなか国民的ヒーローの登場は、
難しいのかもしれませんね。

2019/01/25 (Fri) 05:37
しろくろShow

しろくろshow  

路線変更をプッシュしたのは

>ダリルジョン さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

最初の「ライダー」は物語をシンプルにすることで成功した恒例だと思うのですが、今のヒーロー番組はそれだけでは難しいんでしょうね。今後このジャンルはますますおっさんファンと若者ファンの乖離が進みそうな気がしてます。

あとどこまでホントかはわからないのですが「ライダー」の路線変更については「パンツを履いた猿」なんかで有名な学者・栗本慎一郎氏が若い頃に関与したと言う話ですね。「理屈っぽいのがよくない」とのご指摘を受けてより単純明快なドラマ作りに舵を取るようになったとか。

2019/01/25 (Fri) 19:44

楽珍劇場  

いきなりレオタードの女戦闘員とか、初期は大人向けのムード満点でしたね

ワタシの初見は再放送でした
その頃はショッカーライダー編などの派手な話にワクワクしたものです
後にアニメックや宇宙船を購読し始めた影響で旧1号編の渋さも理解するようになりました

蝙蝠男や蠍男などの初期の怪人はデザインもさることながら、マスクの奥にスーツアクターの眼が見えているのがとにかく怖いです

ライダーが当時のキッズに爆発的に受け入れられたのは、やはりあの変身ポーズ導入のおかげですよね
初期の「ベルトの風車に風圧を受けると…」は、ごっこ遊びだと様になりませんし


2019/01/27 (Sun) 23:19
しろくろShow

しろくろshow  

いっかいジャンバーのチャック下ろしてから「変身」ってのが良いですね

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_

ショッカーのレオタード戦闘員良いですねー!私もアレ好きです(^_^;)

それから本文には書かなかったんですけど主役が佐々木剛さんになったことでスポ根的な要素も結構加味されてきたような気はしましたよね。一度怪人に敗れた後でおやっさんに説教食らって立ち直る、みたいなパターンが何度かありましたし(エイキングの回では「一文字隼人(仮面ライダー)には一度の敗北も許されないんだ!」と言い放つ立花のおやっさんが実にアツアツでした。あれってあんな熱血エピだったんですね・・・)佐々木さんも出ていた「柔道一直線」のイメージを少し被らせていたところはあったようにも感じました。

2019/01/28 (Mon) 19:28

kei  

確かに主役が交代して、明朗な作劇になって一気に人気を呼んだことは昨日のことのようみ憶えています。小学1年の弟が完全にハマりましたから。怪奇路線が楽しみだった兄にとってはとても残念でしたが。
ときどき思うんですよね。もし藤岡弘が怪我をしなかったら、当初の路線でいっていたら、あの空前の変身ブームは起きたのだろうかって。

本年もどうぞよろしく。挨拶が遅れまして申し訳ございません。

2019/01/31 (Thu) 19:31
しろくろShow

しろくろshow  

ビビりながらでも見てはいたのですが(^0^;)

>Kei さん

こんばんは、コメントありがとうございました_(._.)_
こちらこそ本年もよろしくお願いいたします(^^)

確かに怪奇アクションドラマのままで変身ポーズもなくシリーズが進行していたら或いは2クールくらいで終わっていたかもしれませんね。なんというかホントにブレイクするコンテンツってじつは「運」がもっとも必要なのかなと、ライダーについては特にそう思います(偶然に偶然が重なってこの形になったというのがスゴイですよね)

それにもしライダーの大ヒットがなければ「ウルトラ」の方はもっと一期に近いオーソドックスなドラマ作りがされていたのかなとか、そういう妄想はつきません(結局2期シリーズ(特に「A」以降)は常にライダーを意識した作りだったわけですし)

2019/01/31 (Thu) 20:15

Leave a reply