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You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴る昭和特撮成分多めのブログ

シン・仮面ライダー公開直前で

本館ブログにも書いたが、このたび長く乗った車を買い換えることになった。

S1_2023031420112724f.jpg中古の軽四で特にそんな高級・高度な何かがあるわけではないのだけど、生まれて初めてメタリックグリーンの車に乗ることになったのである。

それでふと後部から眺めたとき、なんとなく何か既視感があるなあと思ったら「濃い緑の車体に赤い二つのライトか・・・あ!これは桜島一号ではないか!!」と、ついその場で声に出してしまったのであります( ̄▽ ̄;)

知っている人には説明不要だが「桜島一号」とは何かというと最初の「仮面ライダー」で途中大怪我により出演が出来なくなった藤岡弘が復帰したときの変身後の姿を形容した言葉で、1話~13話で登場した1号ライダーと比べたらカラーリングが大幅に変わっている(登場するのは第40話「死斗!怪人スノーマン対二人のライダー」第41話「マグマ怪人ゴースター桜島大決戦」の桜島ロケ前後編。ロケ地に引っかけて「桜島一号」と呼ばれているとの話が定説化しているようだ)

左の写真がそれなのだけど、初期一号に比べたら「緑」の要素がよりプラスされていて、ぱっと見スゴく力強さも感じるし1号の歴代スーツの中でも特に人気があるのは頷ける物があるのだ。

さらにストーリー的にも14話で突然海外に旅立ったことになっていた本郷猛が日本に凱旋してふたりの仮面ライダーが共闘するという、当時の少年視聴者(当時6歳のオレもその一人だよ(ーー;))にとって夢のような場面を見せてもらった事も好印象として作用したのは間違いないだろう。

ちょうどこの17日金曜から徳島でも「シン・仮面ライダー」が公開されることになり(珍しく公開初日のチケット買ったわ)偶然とは言えその直前に桜島一号風の車を手にするとは特撮ファン冥利に尽きるなと、我が輩勝手に悦に入っているのである( ̄。 ̄;)

あと現在その「シン・仮面ライダー」の煽り番組として大阪・毎日放送では毎週火曜の深夜(正に今日だな)に監督の庵野秀明セレクトによる「仮面ライダー・傑作選」がオンエアされている。

全10本と言うことで今夜の第24話「猛毒怪人キノコモルグの出撃!」から折り返しになるが、来週21日は桜島一号が登場する第40話「死斗!怪人スノーマン対二人のライダー」も控えているので、あまり桜島一号に馴染みのない方には是非見ていただきたいと思います。

毎日放送は昭和の仮面ライダーシリーズを「BlackRX」まで東映と共に製作・放送してきた局でもあり、いわば生まれ故郷みたいなチャンネルでもあるのだ。おそらくマトモに受信できるのは近畿二府四県と徳島くらいだと思うので、それ以外の地域の人はTverで見てください。

「シン」も良いけどまずは元祖を見ておきましょうということで、今回は桜島一号推しの話でした。

※下の動画がムリヤリで面白かったので( ̄▽ ̄;)載せてみた。最初の変身ポーズはV3客演時の物
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夏はタロス対モゲラだそうで

すでに各所では発表済みのようだが、「午前10時の映画祭13」の上映プログラムが決定した。
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4月7日の「ジュラシック・パーク」を皮切りに今年も一年間、いろいろと楽しめそう。ここ数年のラインナップを見ていくと既に過去回で上映済みの作品もあるそうだが、もともとこの映画祭に縁遠かった地方の者としては(2019年に香川でもやってくれるようになって、よーやく通いやすい環境が整ったのだ。それまでは一番近いところで高知と松山しかやってなくて、岡山という選択肢が増えたのも最近の話だった)逆にありがたかったりするのである。

今年度個人的な目玉だと思っているのはなんと言っても8月に控えている「地球防衛軍」「アルゴ探検隊の大冒険」になるだろう。

「地球防衛軍」は2014年に旧・京都みなみ会館のスクリーンで見ているが、どうやら今回は4Kリマスター(公式サイトにそのような記述はないが、東京現像所の清水俊文さん(東宝特撮映画の4K化で大活躍中のお方)がtwitterで明言して居られたので間違いないと思う)らしいので「綺麗な入浴中の白川由美さん」ではなく( ̄。 ̄;)「綺麗なミステリアンドーム」「綺麗なマーカライトファープと光線」を堪能できるはずである。

そして「アルゴ探検隊の大冒険」は10代の頃にテレビでやってたのを食い入るように見たものだが終ぞ映画館で見る機会は訪れることも無かったから、ある意味今回は「地球防衛軍」以上に楽しみにしているのである。

これ以外だと過去劇場では未鑑賞の「タワーリングインフェルノ」「エクソシスト」「ミツバチのささやき」「カサンドラクロス」(我が輩カサンドラクロスのテーマ曲が昔からめちゃめちゃ好きだったのだ)ここいらは行っておきたいよなあ。

名画座文化が衰退している四国で旧作の上映があるのはそれだけでありがたいと思っているけど、もし許されるのであれば夜の部もやってくれたらもっと嬉しいのだが(「午後10時の映画祭(仮)」みたいなタイトルにしてオトナしか入れないようなラインナップを揃えて欲しい。それは何もポルノをやれと言ってるわけではなく、たとえば「カリギュラ」「ソドムの市」「サンタ・サングレ」「フレッシュ・ゴードン」(どれも映画館で見たこと無いわ( ̄。 ̄;))みたいな、スクリーン映えする大バカ大作オトナ映画をやってくれんかという、そういう希望的妄想でもある)せめて本家の「午前10時」だけは20回目くらいまで続けていただきたいものであります。


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WAKUWAKUさせて

このたび約23年間続けてきたスカパーの契約を解約することにした。途中引っ越しやら受信機器の変更等で多少のインターバルがあったとは言え、ここまでガッツリ契約を止めたのは初めてのことになる。

これはひとえに近年私の中で各チャンネルのラインナップに魅力を感じなくなってしまったというか、月末に次月のプログラムを見たさい「ぜったい見よう!録画しよう!」と意欲の湧いてくるコンテンツが殆どヒットしなくなったという事もあったのである。

今までは「セレクト5」という指定されたチャンネルの中から五つを選べるパックに入っていたのだけど、本気で心が躍ったのは昨年年明けCSのスーパードラマTVで放送のあった「ミステリーゾーン」が最後で、それ以降うーわこれめっちゃ楽しみ!みたいなタイトルは一本もなかったのが正直なところだった。

私にとってスカパーはかつて生活の中心にあり、野球も格闘技も映画もドラマも特撮・アニメも見たい物は全てそこにあるという存在だったのだが、いつしかその役割は配信サービスの方に少しずつ移行してしまった。たとえば野球はDAZNへ、ドラマや映画はアマプラ+ネトフリ+ディズニープラス、特撮物はTTFC(東映特撮ファンクラブ)TSUBURAYA IMAGINATION(それ以外でも特撮物はYOUTUBEでの無料配信が増えている)だったりと、スカパーの値打ちと魅力が「録画できること」以外何もないように思えてきたのも解約の理由の一つ(古い特撮物に限定した話で言うと録画したかった物を全てとまでは言わないがほぼ録れたという達成感もあって←あと残っているのは「獣人雪男」「ノストラダムスの大予言」みたいないつまで待ったってぜったい放送されない(ーー;)タイトルくらいなので)

そらもう現在のままのスカパーのプログラムでも未見のタイトルなんてまだまだなんぼでもあるのは承知しているけれども、とにかく以前のような「来月なにやるんだろう?」というワクワク感(月刊ガイド誌を毎月買ってマーカーでチェック入れるくらい楽しみにしていたのですわ)が自分の中で失せてしまったのは大きいのだ。

その「ワクワク要素」で言うとこれは私だけが感じていることかもしれないけど各のチャンネルが独自に持っていた個性も少しずつ薄れてきたような気がしていて、一例としていくつか書いてみると日本映画専門チャンネルチャンネルNECOと言った邦画系のCHでも肝心な"映画"が占める割合が総ラインナップの半分以下になっていたり、以前はナツカシドラマやアニメ中心だったファミリー劇場は中途半端なバラエティが中心になってるし同じくホームドラマチャンネルなんかもほぼ韓流コンテンツで埋め尽くせられていたりと「看板(CH名)に偽りあり」の状況がもう何年も続いていたように思うのである。

唯一東映チャンネルだけは自社製作タイトルの豊富さから余計なものが混じることはなかったけど、ここでも同一番組の繰り返し放送が異常に多くなってきており、あーこれまたやんのんかい( ̄。 ̄;)的ながっくり気分になることの方が大きかったし、「仮面ライダーBlack」の全話録画が完了して録画目的の番組が終わってしまったことも撤退のきっかけにはなったと思う(RX以降のライダーは自分の中で録画保存の対象になっていないのだ(ーー;))

これは他の映画系・ドラマ系チャンネルでも然りで、逆にどうして配信でやってないような古いタイトルやマイナー作品を放送してくれないのか、そっちの方で不満が募るばっかりだったのである(無論予算面、権利面等々でやりたくても出来ないであろう事はわかっているけれども。それとHD化による弊害で以前は放送できたSD画質の古いコンテンツを全てHD化してまで余計な費用はかけられないというのもあっただろう)

IMG_1875.jpgそんなわけで解約はしたが正式な受信終了は今月末の予定。この後も「おおっ」という企画があればまた直ぐスカパーには戻ってくることもあるだろうが(パラボラアンテナはそのままなので)当面は配信と無料BSだけでテレビは見ていこうと計画中。

ちなみにこれはどうでもいいハナシだが、こういう形(左写真参照)のパラボラがあったら今すぐ取り替えても良いと我が輩本気で思っとりますよ( ̄▽ ̄;)

それと三月入ったらAmazonプライムの追加チャンネルをいくつか入れてみようかとも考えている。

スカパーの月額が2500円分浮くので、その半分位の値段でプラスしても良さそうだし、今はどう考えてもコッチの方が楽しそうだ。

TTFCと被るけど宣弘社系の「月光仮面」や「シルバー仮面」ピープロの「ライオン丸」あたりが見られる「マイ★ヒーロー」も一回入ってみようかなと。

なにせ再びテレビライフでワクワク出来る時間が戻るのは嬉しいこと(しかし本音で言うとスカパーには何処かでもう一度奮起していただきたいという想いもあるのだ)
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睦月の速さはわかっていたが

IMG_1235.jpg年明けてもう20日かいな(__;)やってられんくらい速いがな、という感じで未だ正月気分が抜けない我が輩だが、年末年始何をやっとったかと聞かれるとこれが見事なくらい映画も本もろくに目にしてないのですわ( ̄。 ̄;) 

ホントだったらここに書くことは特にないのだけれども、先週かな?新年会で高松を訪れた際にちょっとだけ寄れた本屋さんのことを綴っておこうかと思う。

店名はルヌガンガというところで、場所は香川で頑張る県内唯一のミニシアターホールソレイユの直ぐ近く(左写真参照。ぱっと見バーか何かの看板と見紛う雰囲気だがじつはオシャレなお店なのだよ( ̄▽ ̄;))

こちらはわたしのブロ友さんのお一人でもあるTeaPlease hitomiさんに教えて頂いた本屋さんなのであった。

ルヌガンガでは「マンスリー・シネマ・トーク・カガワ」と言うイベントを不定期でやっており、映画好きが集う環境が整った四国ではたいへん珍しい本屋さんでもあるとのこと。

前から一度覗いてみたいと思っていたのだが前回来たときは臨時休業で入ることが出来ず、今回念願叶って入店することが出来たのである。

それほど広くないが綺麗に整頓された店内は本屋さんと言うよりはブティックの雰囲気で、ちょうど女性店長さん(かな?実際のところは不明)と常連と思しきダンディなおじさまが会話中。邪魔にならないよう本を物色していたらその店員さんが「お探しの本はありますか?」と声をかけてくれたので映画本のコーナーを案内してもらうことにした。

それほど数はないが徳島の本屋だと置いてないような書籍がぽつぽつあったのでお試しというと語弊があるが思わず二冊の本を手に取ってレジに向かったのであった。

IMG_1242_2023012018325011e.jpgそれは映画エッセイ漫画「邦キチ!映子さん」とみうらじゅんの「ゆるゆる映画劇場」という、見事に映画偏差値の低そうな組み合わせで( ̄。 ̄;) 

「邦キチ」の方は数年前にネット上でその存在を知り、面白いのはわかっていたので前からいっかいちゃんと読んでみたいと思っていたのだが、地元の本屋にも古本屋にもネットカフェにも置いてなくて、こらAmazonで買うしか術はないのかと思っていた本だったのだ(「ゆるゆる」の方も同じく文庫化されたのは知っていたけど購入のタイミングを今まで逸していたのであった)

しかし店員さんが凄いなと思ったのは「ゆるゆる映画館」が以前「映画秘宝」で連載していたことを直ぐに理解してくれて、しばし映画秘宝の廃刊についての話をさせて貰ったり( ̄▽ ̄;)「邦キチ」の方もカバーに何巻という表記が無かったせいか「1巻から読んだ方が良いと思いますけどこれで間違いないですよね?」と、しっかり確認もしてくれたり、他にもキネ旬の話や上に書いた「マンスリー・シネマ・トーク・カガワ」の話も出たりと(徳島から来てる人もいるので是非参加してください、と言われたのだが思わず「私みたいなあんまり詳しくないのが混ざっても大丈夫ですか?」と聞いてしまった。踵を返して「ぜんっぜんっ大丈夫ですよー!」と仰っていただいたので少し安心はしたのだが・・・)この間僅か10分あるかないかの時間ではあったが楽しいやりとりが出来たのでありました。

次のお客さんが来たので速やかに退店したのだけれども、今度はもう少しゆっくり喋らせて貰おうかな。

他の店員さんでどんな方がいるのかはわからんのだが、それ含めてシネマトークにも一回来てみようかと思っているところだ(そこで居心地悪かったら次から止めればいい話で)

よくよく考えたらリアルで映画の話を出来る人というのは最近めっきり減ってしまっていて、そういう場に少し飢えてるというのは間違いなくあったのである。

同じ映画好きとは言っても基本昭和トクサツ村の我が輩が何処まで一般映画ファンのお話に付いていけるのか甚だ自信は無いのだけど、何事もやってみないとわからないので何時か自分の好きなジャンルの時に顔出してみるつもり。

もし香川に来ることがあればまずはソレイユで映画を見て、それからルヌガンガへ行ってみるのが映画ファンの散策コースとしては正しいかもしれんですよ。
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2023年 新年明けましておめでとうございます

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2023年、新年明けましておめでとうございます

今年は卯年だそうで、それに合わせて最初はバックス・バニーとかジャビット(読売ジャイアンツのマスコット)の画像を用意しようと思っていましたが、当たり前すぎてツマンナイので「ドニー・ダーコ」に出てきたウサギのフランクを使おうかなとか「ズートピア」のジュディもどうかと思案したあげく「トワイライトゾーン/超次元の体験」(83)に登場したコイツにすることにいたしました(得意分野の昭和特撮だとルナチクスくらいとか浮かばずで・・・(ーー;))

このチョイスからして今年はますます懐古映画への傾倒が強くなるのではと( ̄▽ ̄;)そんな心配もしておりますが、今年もマイペースでブログ運営をやっていこうと思っています。


こちらにお越しいただいたすべての皆様、本年もよろしくお願いいたします

二〇二三年/令和五年の今年が皆様にとって良い年となりますように
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